病院の経営はとても大変なことです。経営には莫大な費用が掛かります。大きく分けると、設備代と人件費です。病院に必要な設備はとても高価なものです。患者を治療するためのものですから、とても精密な機械を使用しています。例えば、血圧を測定する機械一つとっても、そうです。毎日使うものですから、不具合も起こりやすくなります。ですが、不具合を生じているものを用いて患者さんを治療するわけにはいきません。身近な器具一つとっても、日常的にメンテナンスを行い、機械を交換していきます。その費用は莫大になることは自明です。
また人件費も大変です。医師不足であるといわれている日本では、医者を雇うことも大変になっています。医者は専門職です。責任の重い職業であり、医者になるためにも、なってからも努力をし続けねばならない人々ですから、安い給料では断られてしまいます。高い給料を提示しないと、医者たちはきっと見向きもしてくれないでしょう。そのように一人雇うのにも、普通の人を雇うのとはけた違いの人件費が必要になってしまいます。このように、病院を経営するためにはたくさんの資金が必要になってしまうのです。まずは予算を計算するのが良いでしょう。