看護師は、人の健康や命を支えるという大きなやりがいのあるお仕事。その分、専門性の高いスキルが求められます。
看護師になりたいと思ったとき、多くの人は「大学」と「専門学校」どちらで学ぶべきか迷うでしょう。それぞれの特長をお伝えしますので、ぜひ進学先を選ぶときの参考にしてみてください。
看護大学の特長
まずは、看護大学の特長をお伝えします。
幅広い分野を学ぶことができる
看護大学では看護だけでなく、幅広い分野を学ぶことができます、大学では、一般的な教養を身につけるために、「教養科目」が設定されているからです。
また、他の学部や学科があるキャンパスの場合、基本的に聴講することが可能。看護以外の知識を身につけたい人にとっては、最適な環境だといえるでしょう。
給与面で有利になりやすい
専門卒と比べると、給与が高いという傾向があります。より長い年数を学んでいる「大卒」という経歴が、評価に繋がるのでしょう。
また、キャリアアップがしやすいといわれています。そのため、将来的には出世をしたいと考えている場合は、看護大学に進んだ方が有利かもしれません。
看護師以外も目指せる
看護大学の場合、看護師以外の道も目指すことができます。大学によっては、「保健師」や「助産師」などの資格取得が可能。在学して学んでいるうちに、他のことに興味を持った場合にも、柔軟に対応することができます。
また、先ほどお伝えしたように、大学では幅広い分野を学ぶことができます。そのため、看護に全く関係がない業界に就職する際にも、専門学校よりチャレンジしやすいといえるでしょう。
看護系専門学校の特長
次に、看護系専門学校の特長をお伝えします。
専門的な分野を学ぶことができる
専門学校では、看護に関する専門的な分野を学べます。看護師になるために必要な授業を、徹底的に受けることができます。そのため、看護師以外の道は考えられないという場合、最適な環境だと感じられるでしょう。
また、専門学校のカリキュラムでは、実技が豊富。社会に出たら、即戦力のある看護師として働くことができます。
比較的学費が安い
大学に比べると、学費が安い傾向にあります。看護系の専門学校は基本的に3年制なので、大学よりも1年早く卒業できる分、費用を抑えられるからです。また、専門学校付属の病院がある場合、看護師として働く人材を確保したいから安くする、という面もあるようです。
費用を捻出できない場合は、より安く済む専門学校の方が適しています。
自分に合った進学先を選ぼう
看護師になりたいと思ったとき、大学と専門学校ならどっちにすべきかは、人によって違います。それぞれの特徴を踏まえて、自分に合った進学先を選びましょう。
看護師を目指すなら予備校へ
大学にせよ専門学校にせよ、まず合格しないことには始まりません。看護師を目指すなら、看護の予備校に通って対策するのがおすすめ。
アルファゼミナールでは、大学や専門学校、高校看護科など、進学先に合わせてコースを分けています。気になる方は、ぜひ無料の公開授業や見学に参加してみてくださいね。