大きな医療機関で欠かせない、病棟クラークの仕事とは?

病棟クラークというのはあまり聞いたことがない仕事かもかもしれませんが、大きな病院であればまず必要とされている職種です。どんなことをするのかというと、簡単に言えば医師や看護師などの医療資格を持った人に対する事務的なサポートを行うということになるでしょう。

医師や看護師などの医療資格保持者は、基本的にはその資格を活かして医療や看護などに関わる仕事をすることが期待されているわけですが、病棟における仕事というのは決して医療や看護そのものだけではなく、いわゆる事務作業的なことも数多くあります。有資格者がこのような事務作業に時間を取られてしまうのはある意味で無駄ですし、患者さんにとっても決してプラスにはなりません。ということで、それらの人に代わって事務的なことを行う人がいれば誰もが助かるわけです。

この仕事をするためには、当然のことかもしれませんが資格などは必要ありません。資格を持っている人はその資格がないとできない仕事に集中してもらいたいと言っているわけですから当たり前のことでしょう。ですが、向いている性格というものはあります。やはりテキパキと事務作業をこなせる力は必要ですし、関係者とのコミュニケーション力も必要でしょう。